【半沢直樹の出向理由】原作とドラマ版の違いをネタバレ解説!

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2013年、「倍返しだ!」の名言を生み、最終話の半沢出向でさらに話題となった半沢直樹

2017年には、続編が始まり、新たな名言や名場面でさらに視聴者を楽しませてくれましたよね。

 

しかし、前作は

「なぜ出向になったの?」

「出向してどうなったの?」

と疑問を残すラストとなりましたよね。

 

この記事では、半沢直樹の

・半沢の出向理由

・出向前~出向後の原作とドラマ版の違い

・出向期間、出向者について

 

を前作と続編を交えて、ネタバレ解説します。

 

この記事をみることで、半沢直樹をより一層楽しめると思うので、ぜひ参考にしてください。

 

半沢直樹の出向理由〜原作と比較して徹底考察【ネタバレ】

半沢直樹 大和田 土下座

出向前の原作との相違点と半沢の出向理由

原作との相違点1.大和田に土下座をさせる半沢のシーン

東京中央銀行の取締役会で半沢直樹が大和田暁の不正を暴き土下座を強要

大和田は取締役の前で、半沢に土下座をする印象的なシーンですが、原作とは少し違う点があるようです。

 

原作では、半沢は大和田を責め立てて、岸川に証言させて退室するという流れのようです。

なので、大和田が土下座をするのはドラマオリジナルのシーンとなっています。

 

原作との相違点2.半沢と大和田の懲戒処分の内容

不正を行った大和田に中野渡謙が下した処分は“降格処分”のみ

さらに、正義を貫いた半沢に中野渡は、”出向処分”という厳しい処分を言い渡します。

 

しかし、原作では大和田の処分に相違があり、降格処分と出向のどちらも課せられています。

理由としては、「銀行員は1回でも不正をしたらやり直すチャンスはない」ということでしょう。

 

銀行の業務というのは、そんな甘い世界ではないといったニュアンスで描かれているという点は大きな違いですね。

 

原作との相違点3.半沢に処分を言い渡したのは中野渡

中野渡が半沢に東京セントラル証券という子会社への出向を告げ、終幕したのは視聴者に衝撃を与えましたよね。

 

しかし、原作では、半沢に出向処分を言い渡したのは中野渡ではなく人事部長と内藤寛

さらに、その際に加えて伝えられるのは「あくまでも“単なる異動”であり“処分”ではない」ということ。

 

一般的には、大手銀行の頭取が次長とプライベートで接点をもつというのは考えづらいですよね。

視聴者に大きなインパクトを残すために、頭取から言い渡すという形をとったのでしょう。

 

出向後である続編の原作には大和田はでてこない

半沢直樹 大和田 でてこない

原作小説である『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』にはでてこない大和田がドラマでは出てくるんです。

その理由としては、“たくさんの人が続編の結末や展開を知っている“ということにあります。

 

2013年に半沢直樹がスタートし大ヒットしたことで、池井戸潤の原作小説が誰もがこぞって買い求めました。

前作の原作はもちろんのこと、その続編の原作となる『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』も売れました。

 

つまり、たくさんの人が続編の展開や結末を知っているからこそ、違ったスパイスを加える必要がありました。

そこで、視聴者から人気のあった大和田を使うことで、原作にはない展開を期待させることができたのです。

 

続編の原作小説では見れない大和田の名言

大和田は原作小説には出てこないため、脚本・演出で好きなようにできたことで多くの名言を生んできましたよね。

ここでは、人気のあるものを抜粋して3つ紹介したいと思います。

 

「 やられたらやり返す。施されたら施し返す。恩返しです! 」

不正を暴かれ、もうダメかと思われたが、中野渡から言い渡されたのは降格処分のみ。

東京中央銀行でなんとか生きながらえてきた大和田が中野渡に宣言するシーン

 

「 お・し・ま・い・DEATH! 」

大和田が半沢と続編で初めて対面したシーンで、視聴者にとって最も印象的なシーンといえます。

半沢は大和田の部下である伊佐山泰二の罠にはまりピンチになり、大和田が半沢に啖呵を切ったときのセリフ

 

「 死んでも嫌だねー!! 」

電脳への500億円の追加融資をストップさせるために、大和田に相談をもちかける半沢。

「おまえなんかと誰が手を組むか」と突っぱねたときに出るセリフです。

 

出向期間が3年なのは中野渡が半沢を期待しての決断

半沢直樹 中野渡 出向理由

半沢が中野渡から出向という厳しい処分が下され、「どうして」と疑問を抱いた方も多かったでしょう。

出向期間3年という期間は、中野渡が半沢に対して次期頭取として期待を抱いての決断といわれています。

 

原作から推測される理由を、3つご紹介していきますね。

 

中野渡の考え1.銀行の中での衝突が起きないようにするため

東京中央銀行は、東京第一銀行と産業中央銀行の2つの結合銀行でした。

それによって、派閥ができてしまい衝突が起きていたことを、中野渡はどうにかしたいと思っていました。

 

だから、大和田に情けをかけることでこれ以上反逆させないように仕向けたことが理由の一つ。

さらに、大和田が従える派閥が威勢をふるわないようにするという思惑がありました。

 

中野渡の考え2.銀行の信頼を損なわないようにするため

大和田が出向処分などの厳しい処分になったと知れると、「あの銀行大丈夫なのか」と変に探られる可能性があります。

つまり、銀行の信用問題にかかわると考え、それを避けるための決断ともいえます。

 

さらに、半沢の偉そうな態度に対して金融庁から指摘を受けていたことからも、半沢を出向処分にすることが最適だと考えたのでしょう。

 

中野渡の考え3.半沢の出向は次期頭取として考えていたため

出向というのは、ドラマでも言われていたように“片道切符の島流し”といったイメージがありましたよね。

しかし、原作小説では「“単なる異動”であり“処分ではない”」といったセリフがでてくるように、出世の手段になることもあるようです。

中野渡は、次期頭取候補として、出向先で金融についてより知識をつけたのちに、頭取にと考えていたのでしょう。

 

ドラマでも出向となったものの半沢の職位としては、次長から部長へと昇格していることが分かります。

仮に左遷であれば、職位を上げる必要はなかったでしょう。

 

さらに、半沢の出向期間は3年と言われており、この期間は頭取が残り3年で満期になることにもつながります。

 

半沢直樹以外の出向者と出向理由

半沢直樹 出向者 三笠

近藤直弼

上司のパワハラで統合失調症になり休職、落ち着いて復帰した近藤に東京中央銀行からタミヤ電機へと出向が告げられます。

近藤が「銀行というのは失敗すると二度と挽回のチャンスはくれない」ということを呟いていました。

そのことからも、病気になってしまった時点で治ったかどうかは関係ないということではないでしょうか。

 

三笠洋一郎

電脳は、ゼネラル電設の特許権を人質にとり、ゼネラル電設を粉飾決算の隠し場所に利用。

電脳がスパイラルの買収に執着していたのも、この目的のためで、三笠は電脳が悪事を働いていることを知っていました

 

しかし、電脳から巨額の賄賂を受け取っていたことで、その事実を隠蔽

その不正を半沢と大和田によって暴かれ、立て直しのため電脳へ出向となりました。

 

伊佐山泰二

大和田を目指し大和田に尽くしてきたが、前作で半沢によって失脚し、半沢に恨みをもっています。

失脚後も、三笠洋一郎を騙し大和田の部下として動いていました。

 

しかし、騙していたのは三笠ではなく大和田、大和田を蹴落とし出世を目論んでいたことが発覚。

その事実を知った大和田は半沢と手を組み、電脳の不正を暴かれ、電脳への出向がきまります。

 

諸田祥一

セントラル証券への出向時、電脳の大型買収の情報を伊佐山へ密告。

その見返りとして、伊佐山に銀行へ戻してくれと約束したことで、銀行に戻り半沢の邪魔をしていました。

 

電脳とゼネラル電設の企み伝えたメモを半沢から伊佐山に渡せと言われます。

三笠に取り上げられたから、という理由でメモの内容を伊佐山には隠していました

 

電脳の企みを知りながらも、隠蔽したことで電脳立て直しのため電脳への出向が決まります。

 

【まとめ】半沢直樹の出向理由〜ドラマ版と原作の比較

以上、この記事では、半沢直樹の出向理由から原作とドラマ版の違いをご紹介しました。

 

原作小説が知られたことで、オリジナルのシーンもかなり多かったですね。

原作小説の展開を期待するのではなく、純粋に作品を楽しむのが一番面白いのではないでしょうか。

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